韓国ドラマ「グリッチ -青い閃光の記憶-」あらすじとキャスト、感想（ネタバレ）も！【Netflix配信】

2022年10月7日からNetflixで配信開始の韓国ドラマ「グリッチ -青い閃光の記憶-」は、SF , ミステリー，コメディー，スリラーのジャンルが複合されおり、一つのジャンルに決められないという一風変わった作品となっているところが魅力的です。

主演は「ヴィンチェンツォ」のチョン・ヨビンと、「Oh!ご主人様～恋ができない僕とカノジョの同居生活～」のナナ（AFTERSCHOOL）。

気になるあらすじ・キャストの紹介と、感想（各話ネタバレあり）をお伝えします。

グリッチ　全何話？作品情報

引用：Netflix Koreaより

本作は、2022年10月6日、第27回　釜山国際映画祭公式招待作品に選ばれています。

また、宇宙人（エイリアン）が被っているヘルメットのロゴは、かつて存在した韓国のプロ野球チーム「現代（ヒュンダイ）ユニコーンズ」の帽子ロゴであることがわかりました。

本作にどのように関わってくるのでしょうか？

気になる方はネタバレへとお進みください。

ちなみに現代ユニコーンズの野球帽は、ドラマ「あなたが眠っている間に」でペ・スジ演じるホンジュも被っていましたよ。

グリッチ　あらすじ

宇宙人（エイリアン）が見える主人公ホン・ジヒョ。

ある日、ジヒョの恋人イ・シグクが、正体不明の閃光と共に跡形もなく消えてしまった。

不可解な現象を解き明かすため、宇宙人（エイリアン）を追跡してきた幼馴染みのホ・ボラと一緒に、危険と驚きに満ちた冒険に挑む。

未確認ミステリーの実態に迫る中、やがて危険な陰謀に巻き込まれていく。

『グリッチ －青い閃光の記憶－』予告編公開👾

痕跡を残さず失踪した恋人、誘拐犯はまさかの宇宙人？👽
証拠はいらない、全力で探し出す！
チョン・ヨビン、ナナ出演。ジャンルの壁をぶち破り、宇宙人の謎を巡るコメディサスペンス🛸

10月7日より配信スタート。#グリッチ #Glitch #글리치 pic.twitter.com/2j5ZOJ8Hxu

— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) September 26, 2022

グリッチ　キャスト

ホン・ジヒョ役　チョン・ヨビン

（引用：Netflix Koreaより）

• 4年間付き合った恋人が突然行方不明になる
• 宇宙人（エイリアン）が見える

ホ・ボラ役　ナナ（AFTERSCHOOL）

（引用：Netflix Koreaより）

• 超常現象を探求する売れないyoutuber ,Twitchストリーマー（タルクニョン）
• ジヒョの幼馴染み

イ・シグク役　イ・ドンフィ

（引用：Netflix Koreaより）

• ホン・ジヒョの恋人
• ある日突然跡形もなく消えてしまう

キム・ビョンジョ役　リュ・ギョンス

（引用：Netflix Koreaより）

• ホン・ジヒョに協力する
• ゴアン警察署　生活安全課の警官

UFOコミュニティー

ガウ建築事務所（ジヒョの会社）

天の光教会

その他

グリッチ　各話ネタバレ

エピソードごとのネタバレと視聴時間を紹介しています。

第1話（エピソード1）45分

ホン・ジヒョは、建築事務所にコネで入社し、継母はお金持ち、結婚を考える恋人もいて、毎日不満もなく楽に生きるのがモットー。

自称「非科学的なことは信じない、信じる者は自分だけ」だという。

ところがある日、コンビニエンスストアで宇宙人（エイリアン）をみる。

実に3、4年ぶりだ。

そして残業中に不可解な現象が起こる。

PCのモニターに「現代ユニコーンズ」の最終試合、12年の歴史に幕を下ろす映像が映し出され、事務所のPCモニターすべてに「君を見ているぞ」という謎のメッセージが現れたのだ。

コンビニエンスストアで見た宇宙人（エイリアン）は、たしかに現代ユニコーンズのヘルメットを被っていたが・・・何か関係があるのか？謎は深まるばかりだ。

ジヒョには4年付き合っている恋人イ・シグクがいる。

ジヒョとシグクは一緒に暮らす報告をするために、ジヒョの両親と4人で食事をしていた。

ところが、そこでもまた宇宙人（エイリアン）を見たジヒョ。

今回は宇宙人（エイリアン）に追われてしまい、ビルの屋上にのぼったところでゴアン警察署に連行されてしまう。

この時出会った警官キム・ビョンジョは、このあとジヒョの協力者となっていく。

ジヒョは心のケアクリニックのマ先生を訪ね、「また宇宙人（エイリアン）が見えるようになった」と相談した。

中学生の頃の記憶と、幻覚が混ざっているだけなのか？

そして、なぜ現代ユニコーンズなのか？

奇妙な現象、不可解な言動をする自分をイカれていると言い、シグクに別れを告げてしまう。

まさか、この時がシグクを見た最後となるとは・・・。

彼はこのあと、閃光とともに忽然と消えてしまったのだ。

消えた現場には、2人のイニシャル入りのスマートウォッチだけが残されていた。

第2話（エピソード2）48分

2007年5月—・・

中学生のころのジヒョは、宇宙人（エイリアン）を信じていた。

屋上で瞑想していたところ、現代ユニコーンズの試合中継を見る同級生ホ・ボラがいた。

現在—・・

恋人シグクが住むバリュー不動産から「シグクと連絡が取れない」とジヒョに電話がある。

ジヒョはシグクの家へ行き、残されていたタブレットから、シグクのランニング記録を頼りに最終地点を調べた。

現地で手掛かりを探すジヒョ、そこで2人のイニシャルが入ったスマートウォッチを発見する。

しかし、そのスマートウォッチとタブレット、ジヒョのスマートフォンを近づけると、画面が乱れるという奇妙な現象が起こる。

恋人が行方不明なり、1週間連絡が取れないことを警察署へ届け出るジヒョ。

だが、家族でないと捜索願は受理できないと、再会したビョンジョに言われた。

帰宅して自力で調べるジヒョは、自分の前に現れる宇宙人（エイリアン）と全く同じイラストを掲げるサイト「タルクニョンTV」にたどり着く。

ジヒョは何か手がかりを得るため、このサイトの「UFO定例オフ会」へ参加することに。

定例会では、ジヒョが見る宇宙人（エイリアン）と同じデザインのワッペンをリュックにつけている、中学時代の同級生ボラ（タルクニョン）と再会し、この宇宙人（エイリアン）のデザインは中学生の時にジヒョが描いたものだと言われた。

当時、ジヒョが描いた宇宙人（エイリアン）に、現代ユニコーンズのファンだったボラがヘルメットを加えて完成したものだった。

幻覚に現れる宇宙人（エイリアン）の、シンボルの意味を突き止めることができた。

一方、シグクは連絡が取れないままで、再度部屋に行ってみると引き払われたあとだった。

居合わせたバリュー不動産によると、2日前に自分で荷物を運んでいたという。

警官のビョンジョもまた、シグクの口座を調べてみると、家を引き払って車も売り、航空チケットを購入していること分かったと教えてくれた。

行先は海外ではないか？とも。

しかし、あくまでもシグクは行方不明になっていると考えるジヒョ。

シグクのスマートウォッチを発見した場所で、佇むジヒョ。

宇宙人（エイリアン）がジヒョを見ている。

そして、目の前には虫たちがミステリーサークルを描いている！

果たしてこれは？

第3話（エピソード3）43分

2014年—・・

天の光教会が訪問した老人ホームでは、入居者たちが自ら命を絶っていた。

その中の一人、ジョンファの孫キム・ヨンギは、目の前で亡くなってしまった祖母たちの姿を目の当たりにする。

現在—・・

ジヒョは、ミステリーサークルの謎と解くため「宇宙人語　総合事務局」のナタリー・パクを訪ねるが・・・

シグクが行方不明になって10日、未だになんの手掛かりもない。

中学の同級生ボラは、シグクが引っ越したというのは、役所がでっち上げた嘘だと主張している。

そして、以前同じように行方不明になった人を追ったという、ボラの動画チャンネルを見る。

その配信動画によると・・・

「2018年3月6日、ハンドルネーム：キム・ジクジンが投稿した記事が、すべての始まりだ。

16歳の娘が行方不明になり、2週間経っても手掛かりがない。

ジクジン曰く、娘の失踪にはある教会が関わっていると疑い、調査をしていた。

だが、しばらくしてブログの更新が止まってしまった」

ジヒョらは、ジクジンが調査していた動画を詳しく見てみると、教会がソウルにあること、また、ジクジンが残したミステリーサークルの形が、ジヒョが見たものと同じだと分かった。

教会の名前は、天の光教会だ。

何か手掛かりがあるかもしれない。

一方、シグクが引き払った家へ潜入するジヒョとボラ。

ボラは部屋の中で、宇宙人の電波（地球外生命体探査の基準電波）を探し始める。

不思議そうな顔で探査機器を見るジヒョに、ボラが言う。

「これは中学生のころ、あなたが発明した」と。

しかし、ジヒョは覚えていないようだ。

そこへ、バリュー不動産のファジョンらが入ってきた。

ロフトに隠れて様子をみていると、何やら祈り始めた。

それはとても怪しい祈りだ。

第4話（エピソード4）57分

シグクの部屋に11時間もの間、潜入していたジヒョとボラ。

ボラが持参した宇宙人の電波を探査する機器によると、祈りが行われている最中の電界強度が宇宙と同じ67.7v/mだと判明した。

部屋の中で行われていた事を警察に話そうとするジヒョに対し、警察を信用できない、警察にできることはないというスタンスのボラ。

実はジヒョには、ボラを信用できない理由があった。

中学生の頃、ボラを信用して接着剤のにおいを嗅ぎ、意識を失った上に３日間も廃車場で放置されたのだ。

言うまでもなく、その３日間は行方不明の状態だった。

しかし、その話を聞いたボラは首を傾げる。

ボラは接着剤を嗅がせた記憶はなく、むしろ忽然と消えたジヒョを探していたからだ。

２人の記憶に相違がある中、ボラのノートにもジヒョが見たミステリーサークルと同じメモがあった。

当時、ジヒョを探す途中で、ボラもミステリーサークルを見ていたのだ。

ジヒョは警察署へ行き、シグクの部屋で起きた出来事をビョンジョに話したが、不法侵入したことを咎められ、肝心な話は取り合ってもらえなかった。

その頃、ボラとカプ大尉はファジョンを尾行し、天の光教会の場所を見つけ潜入することに。

天の光教会の内部では、「祝福の行進」や「光の儀式」が行われてたが、初めての信者はこれらに参加できないことになっていた。

しかし、諦めきれないボラは、密かに行進の信者に交じり「カルト集団に潜入」と題し、自身のチャンネルで生配信を始めてしまったのだ。

今まで雀の涙だった視聴者数は、瞬く間に増え続け、視聴者の興味をそそっている。

祝福の行進が終わり、いよいよ光の儀式。

光の儀式では、ファジョンが中央で儀式を進め、それを取り囲むように信者たちが座っている。

と、見たことあるものがファジョンの頭上に現れた。

そう！例のミステリーサークルだ。

そしてファジョンは吸い込まれるように宙に浮いた。

その時！天の光教会キム・チャンウによって、取り押さえられるボラ。

中継は終了したが、ジヒョはボラを助けに教会へ向かっている。

ジヒョは教会から出ていくチャンウを捕らえたが、なぜかジヒョが警官から取り押さえられ、連行される。

ゴアン警察署でジヒョは、シグクが消えた場所で見たミステリーサークルと同じものを教会で見たことから、２人（ジクジンの娘とシグク）の失踪事件に、天の光教会が関与しているのではないか？とビョンジョに詰め寄るが、相手にしてくれない。

唯一、味方であるはずのボラすら、「何事もなかった」かのようにしている。

しかし、その日の夜、過去の事件を調べていたビョンジョが、ミステリーサークルが描かれている事件写真を発見したのだ。

それは、ジヒョから聞いたミステリーサークルと同じものだった。

一方、ジヒョはボラに誘われて、ある人を訪ねた。

家の中から出てきたのは、天の光教会のキム・チャンウだった。

ボラが言う、「彼は数年前に失踪した娘の父、キム・ジクジン本人だ」と。

第5話（エピソード5）53分

中学生の頃のジヒョとボラは、ペク・ユンソンが語る「UFO撃墜未遂事件（1976年）」の記事を読んだ。

しかし、現在ユンソンの消息は不明だ。

当時としては30年前の事件だったが、気になるジヒョだった。

現在—・・

ジヒョとボラが訪ねた男キム・ジクジンは、娘を探すため教会に潜入していることが分かった。

一足早くそのことを知ったボラは、警察署で「何事もなかった」かのように振舞ったのだ。

ジクジンの話を聞くと、教会内でも機密扱いとなっている「真の愛　奉仕団（通称チャンポン団）」という、信者によるボランティア団体に参加しようとしている。

ジヒョは、帰り際にジクジンの外付けハードディスクを許可なく持ち出してしまった。

ハードディスクの中身を確認すると、ジクジンが調査のため保存した、教会の信者によるSNS投稿写真などがあった。

調べていくうちに、ファジョンのフォルダーからは、シジクが消えた場所を描いた絵を発見する。

一方、教会では儀式中に「宙に浮く」ための練習をしているファジョン。

その隙にジヒョとボラは、駐車場でファジョンの車の後部に潜入した。

どこへ行くのか？ファジョンの運転する車は、山奥の一軒家に到着した。

ファジョンはここに母と2人で住んでいるようだ。

ファジョンが外出した隙に家の中に潜入し、シジクが消えた場所を描いた絵を含む、その他多くの絵を発見する。

迎えに来たジクジンによると、その絵を描いたのは天の光教会の聖母だという。

ジヒョとボラは、ファジョンの家から持ち出したアルバムに映る女性を見て、中学生の頃に見た「UFO撃墜未遂事件（1976年）」のペク・ユンソンだと気付き、ユンソンこそが聖母だと分かる。

ユンソンは行方不明になっていたとされていたが、ペクイル国立福祉院にいたのだ。

調査を続けると、ペクイル国立福祉院はその後老人ホームになり、現在は精神科病院になっていた。

ジヒョはボラに打ち明ける。

中学生の頃の記憶がないこと、宇宙人（エイリアン）が見えること、ボラと再会してからはあまり見なくなったことを。

一方、自宅に帰宅したファジョンは、留守中に母が描いた絵を見て「メシアが現れた！」と言いながら、父に電話をした。

この絵はジヒョにとても似ている。

第6話（エピソード6）64分

ユンソンは、どうやらメシアがいる場所の絵を描いていたようだ。

今まで、その場所に現れたメシアの候補者をさらっていたのか？シジクも。

それがついに人物の絵に変わったため、「メシアが現れた」と騒いでいる。

ファジョンは、奉仕団のチーム長に任命することを条件に、メシアを連れてくるようジクジンに頼んだ。

一方、精神科病院（元ペクイル国立福祉院）へ向かうジヒョ・ボラ・ドンヒョク・フィリップ・カプ大尉。

宇宙人（エイリアン）に詳しいフィリップ曰く、「UFOに誘拐されても、長くて３日ほどで戻ってくるので、恋人をさらったのは宇宙人（エイリアン）ではない」と主張する。

病院へ向かう途中、ジクジンからの電話で病院へ向かっていることを伝えるが、道に迷い車が動かなくなったこともあり、残り1キロの地点からは徒歩で向かうことに。

同じころ、2014年の事件について捜査を進めるビョンジョとオ・セヒは、精神科病院が老人ホームだった頃の事件担当者（元警官）を訪ねる。

元警官は、「天の光教会曰く、一部の熱狂的な信者が自ら命を絶ったと言っていた」という。

典型的なカルト集団の手口だと思い調べたが、操作が打ち切られてしまい、不審に思い退職したと。

当時の資料を借りて帰り、調査を進める。

精神科病院に到着したジヒョらは、二手に分かれて調査することにしたが、ドンヒョク・フィリップ・カプ大尉はチャンポン団に見つかってしまう。

潜入したジヒョとボラは、怪しい祈りを目撃する。

果たして、チャンポン団と病院との関係は？

シグクとジクジンの娘も、ユンソンと同じように宇宙人（エイリアン）に誘拐された後、教会につかまっているのか？

大きなトラックには何を積んでいるのか？

ジヒョはトラックを、ボラは建物内部を調べ始める。

建物内の病室で、意識がない状態でVRゴーグルをつけた人々を発見したボラ。

ここにいるのは女性だけだ。

おそらく誘拐された人だろう。

男性はどこに？トラックの中？

その時、ボラは病室で院長ムン・ヒョンテに見つかってしまう。

ヒョンテは「ここは妻（ユンソン）との出会いの場で、宇宙人（エイリアン）に誘拐された人を救済している」と言う。

襲われそうになったボラは外へ脱出しジクジンに助けられたが、ジヒョはチャンポン団に捕まってしまう。

ただし「メシア」だと気付いたチャンポン団に崇められることになる。

ところ変わってバンコク―・・

病院のベッドの上でシグクは目覚めた。

彼は自ら命を絶とうとしていたらしいが、なぜバンコクに？

第7話（エピソード7）60分

病院では、ジヒョにVRゴーグルをつけ、実験を行っている。

ヒョンテは言う。

「昔あなたのような人がいて、世間から笑われ後ろ指をさされていた。

他の人に見えないものが見え、声が聞こえるから。

ある日彼女は、見聞きしたすべての言葉をノートに書き始めた。

その言葉を本にまとめたら、宗教になった」と。

この”ある人”こそがユンソンだ。

ヒョンテはジヒョに「中学生の頃、宇宙人（エイリアン）に接触した時の記憶を取り戻してほしい」と強く伝える。

記憶を取り戻すことで私たちの救済となるというが・・・。

同じころ、両親・ビョンジョ・セヒは行方不明になったジヒョを探している。

ジヒョが精神科病院に向かったこと、病院の名義はヒョンテだということが分かり、病院へ向かうビョンジョとセヒ。

一方、ボラはファジョンを倒そうとしてジクジンに止められる。

ジクジン曰く、ジヒョはメシアなので命の危険はない、だから慎重に行動するようにと。

ファジョンとジクジンは、メシアと親睦を深めるため会いに行くことにする。

そこでタイミングを見てジヒョを連れ出す作戦だ。

作戦は成功し、ジヒョは助けに来ていたボラに救出された。

この時、ジクジンはチャンポン団のメンバーの一人を連れ去るが、このメンバーこそ、ジクジンが探していた娘キム・ヨンギだった。

病院へ当到着したビョンジョは、誘拐被害者が脱走したと通報し、応援を要請する。

ジヒョとボラは、マ先生を訪ね、記憶を取り戻したいと伝える。

催眠療法で、中学生の頃の葦畑での記憶を思い出すジヒョ。

やはりジヒョは宇宙人（エイリアン）に誘拐されていたのだ。

第8話（エピソード8）63分

催眠療法で、宇宙人（エイリアン）に誘拐された時のことを思い出すジヒョ。

催眠中の録画を見たボラは、「ユンソンと同じだ！葦畑で行方不明になった日に宇宙人（エイリアン）に会ったのだ！」と言う。

催眠術の最中に話した内容について、覚めたあとは思い出せないというジヒョ。

ボラは当時、葦畑でジヒョが消えた時にミステリーサークルを見ていたのだ。

実際に葦畑に行ってみることにする２人。

現在の葦畑は工事現場になっていた。

ジヒョは、今までボラのせいで記憶がなくなっていたと思っていたことを謝る。

父の話では、当時ジヒョが退院した時に意識が朦朧としながら、変なことを言っていたらしく、継母がその言葉を覚えていた。

その言葉とは「私のところに戻ってくる」だった。

同じころ、ビョンジョは、病院と警察がグルになっているかもしれないと感じ始める。

思った通り、応援要請したにも関わらず、地元警察にもみ消されていた。

自宅に戻ったジヒョを待っていたのは、シグクだった。

一体何があったのか聞くジヒョに対し、川から飛び降り気付いたら病院にいた。

そして眠りから覚めたら韓国にいたと。

家を引き払っていたシグクは、しばらくジヒョの家で過ごすことにする。

カフェにはヨンギを連れてきたジクジンのほか、いつものメンバーが集まっている。

ヨンギはメシアに会わせろの一点張りだ。

信者たちはメシアは亡くなったと思っているため、チャンポン団はメシアを亡き者にするだろうと。

案の定、ジヒョの家には精神科病院とグルになっている警官オ・ヨンテクが訪ねてきた。

ヨンギは続ける。

追悼式が終わったら、メシアに変わりヒョンテが神の力を掌握するというシナリオだと。

神の力とは進化の事で、授かったのはメシアだけなのに。

カフェに到着したジヒョはヨンギに詰め寄る。

シジクを誘拐したのはあなたか？私の頭から取り出したものはなんなのか？と。

宇宙人（エイリアン）やカルトの話を世間に訴えても私達には証拠がなく、イカレていると思われるだけだとジヒョはボラに詰め寄る。

誰も信じてくれなきゃ意味がないというジヒョ。

今のシグクは何も覚えていない、どんなに辛いことか。

あいつらは人の心を壊していると訴える。

カフェは落ち着きを戻し、本の意味を考えるメンバー。

老人ホームでは進化の為だと信じ込まされ、集団で命を絶ったとジクジンが言う。

その中にヨンギの祖母がいて、幼いヨンギはその場に居合わせたのだった。

過去にも同じようなことが起きているとも。

とにかく、そういうのは勝手にすればいいというジクジン。

ジヒョは思い出した。ヒョンテから「宇宙人（エイリアン）との出来事を思い出せば、それが私たちの救済になる」と言われたことを。

よって、頭から取りだされた宇宙人（エイリアン）のチップは、メシアの追悼式で使われるのでないか？と。

「私は宇宙人（エイリアン）を信じているので、宇宙人（エイリアン）は絶対来る」というジヒョ。

独りでチップを取り戻しに行こうとするが、ボラに阻止される。

その頃、天の光教会に潜入するビョンジョは、教会がもぬけの殻になっていること、追悼式がある事を知る。

ボラは教会の本とハードディスクをビョンジョに託す。

カフェでボラを待っていたジヒョは、何者かに拉致されそうになるが、ヨンギに助けられ、宇宙人チップを取り戻すためそのまま精神科病院へ向かった。

第９話（エピソード9）44分

「あの日、私の人生すべてが変わった。見て見ぬふりをしてきたがそれも今日で終わり。自分の眼で確かめる。UFO、宇宙人（エイリアン）、頭に埋められていたチップ、なぜ私を選んだのか、彼らは何を求めているのか」

間違いを正して自分の人生を生きる決心をするジヒョ。

ヨンギはメシア様を全力で守ると伝えた。

青い光研修センター（追悼式の会場）では着々と準備が進んでいる。

式典では、苦しまず命を絶てるように受付で薬を配布するようだ。

メシアの聖体がないため、式典は延期した方がよいという意見もあったが、たとえ聖体がなくとも信者の期待を裏切ることは出来ないとヒョンテは言う。

警官とセヒも捜査を続けている。

ボラから提供されたハードディスクの中の入団リストの中に、除名者（ソン・チェドク）を発見する。

会場では追悼式が始まる。

ヒョンテの演説が行われている中、会場に到着したジヒョとヨンギは、ヒョンテの元へ進んだ。

亡くなったとされているメシアが現れたことに、信者は動揺を隠せない。

ジヒョはメシアが生き返ったという演技をして、追悼式は中止となった。

一方、ビョンジョとセヒ、シグクはチェドクを訪ねる。

チェドクが言うには、ユンソンは宇宙人（エイリアン）と交信ができるとして福祉院に連れてこられた。

自分は福祉院でインターン生としてヒョンテと働いていた。

そこでユンソンに特別な感情を抱いたヒョンテは彼女と結婚したのだと。

ヒョンテも妙なことを言い始めた。

宇宙人（エイリアン）が彼女の頭に何かを埋め込んだと。

そして宗教をつくった。

ビョンジョが質問する。

「ヒョンテや教会が犯罪に関与した証拠はないか？」と。

チェドクは、「ない」と回答。

なぜなら警察も結託しているので証拠は残らないだろうと。

送られてきた追悼式の案内をビョンジョに提供した。

中止となった追悼式の会場では、ヒョンテとメシアの対話が信者の前で行われている。

ジヒョが宇宙人（エイリアン）チップを返してほしいというが、ヒョンテは返せないという。

生き返った演技を続けるジヒョは、救済のために自分が光を呼ぶ、それがメシアの使命だと言った。

だからチップを返してほしいと。

この時ボラが助けに来るが、チップを手に入れるまで帰らないといい追い返した。

ボラはこの時、外で光を発する飛行物体を見る。

最終回（エピソード10）67分

ボラは飛行物体を追う。

しかしこの飛行物体の正体は、教会が光を偽装したドローンだった。

目撃したボラは、チャンポン団から追われるが、間一髪のところで助けに来たカプ大尉らに助けられる。

教会はすべて嘘だったのだ。

正しいのはジクジンだったと気付いたボラは、再びジヒョを助けに行く。

ジヒョはチップの返却を待っているが、ヒョンテは中々持ってこない。

ヒョンテは救済を望んでいないのか？

救済のために早くチップを持ってくるようにヒョンテに言う。

ところが、ヒョンテはジヒョの頭の中にはチップはなかったと言い出した。

頭を開いてみたが何もなかったと。

ジヒョが宇宙人（エイリアン）に遭遇したという証拠はなかったと。

葦畑での記憶は自分が作り出したものだろうと。

だとしたら、幻覚や壊れた電子機器の意味は？

本当に宇宙人（エイリアン）と接触したのならば、彼らを呼ぶことができるはずだと。

呼び方は知らないというジヒョ。

この際、偽物のメシアになって、予言通り信者を救済してほしいとジヒョに懇願するヒョンテ。

自分についてきた信者を幸せに旅立たせてあげたいと。

メシアを演じた後で自分の人生を生きればいいと。

しかしジヒョは断る。

その時、飲料に何か入れられていたのか、ジヒョは意識を失ってしまった。

目覚めたジヒョは、式典会場に集まった信者の前で、メシアとして祭壇に立たされている。

そして空には光が！（偽物の光ドローン）

メシアと光を信じている信者らは、受付で渡された薬を飲み、救済を受けようとする。

だが、間一髪のところでジヒョは信者に向かって叫ぶ。

「私はメシアではないので救済なんてできない！」

「教会は全部嘘だ！」

「UFOは来ない！」

「薬を飲むな！」

ギリギリのところで、集団で命を絶つことから逃れることが出来た。

ヨンギがドローンを撃ち落としたため、光の正体もばれてしまった。

助けに来ていたボラと再会するジヒョ。

しかし、嘘をついたジヒョは信者たちに取り囲まれる。

ビョンジョとセヒ、シジクも会場に来ている。

と、その時！会場周辺の光がすべて消えたのだ。

空にはUFOが！

その場にいた全員が目撃している。

そして、ジヒョとボラはUFOに吸い込まれる。

光の中で、ジヒョの頭からカプセルのようなものを取り出す宇宙人（エイリアン）。

辺りに電気がともり、UFOは消えた。

ジヒョとボラは無事だ。

ヨンギはヒョンテを追っていた。

信じていたのに嘘だったのか問い詰める。

だが、そこへジクジンが車で突っ込み、ヒョンテを引いた。

その後、ジヒョは見たものすべてを打ち明けたが信じる者はいなかった。

ただ一人、シグクだけは信じた。

そしてシジクとジヒョは改めて別れを選んだ。

UFOコミュニティーでは新たなメンバーも増え、事件で起きた大規模停電は宇宙人（エイリアン）が起こした電圧の異常、いわゆるグリッチに起因すると推測する講義が行われていた。

マ先生を訪ねたジヒョは、「今でも宇宙人（エイリアン）を見るのか？」と聞かれ、チョウザメの話をする。

マ先生「それでどこまで行きたいのか？」という問いには答えなかった。

ジヒョは一緒に住もうとボラを誘いに行く。

ボラは早くも次のネタを探し中だ。

話し終えた後、ボラの部屋を出るジヒョに対し、探査機が反応した。

そして、シジクの目の前には現代ユニコーンズのヘルメットを被った宇宙人（エイリアン)が現れる。

グリッチ　感想

宇宙人はいるのか？いないのか？

オカルト的な、都市伝説好きな人にはおすすめできる作品でした。

もちろん、私もかなり好きです。

ただ、日常生活を送る中で、宇宙人やUFOといった話題は、どちらかというと世間では信じてもらえないというか、失笑されるというか・・・。

そういった世間との感覚のずれも取り上げられていて、興味をそそられました。

本作では「宇宙人はいた」わけですが、誘拐されたことで記憶がなくなり、そこからうまれる記憶の違いに加え、怪しい宗教団体を絡めてくる感じがとても面白かったです。

実はジヒョの父がソファで寝ているときに、毎回テレビでチョウザメの番組がついていて・・・チョウザメの伏線はいつ、どのように回収するのか気になっていました。

最終回では、シグクにも見えるようになった宇宙人（エイリアン）。

シグクは宇宙人（エイリアン）に誘拐されていたことが分かりますよね！

宇宙人（エイリアン）に誘拐された後、教会にメシアの候補者として連れ去られ、次の候補者が現れたらトラックのあの大きな箱でタイに運ばれ、川からの転落を偽装されたのでは？と思っています。

余談ですが、4話の天の光教会の「光の儀式」で、ファジョンが宙に浮いた瞬間、「20世紀少年」の「ともだち」を思い出しました。

それにしても、チョン・ヨビンさんの演技は吸い込まれるものがあります。

催眠療法をうけている時のシーンなんかは、本当に鳥肌が立ちました。

グリッチ　Netflix独占配信

韓国ドラマ「グリッチ -青い閃光の記憶-」は、Netflixオリジナル作品のため、Netflix独占配信となっております。