「静かなる海」のキャストとあらすじ・感想も！シーズン2はある？

実力派俳優陣が出演とあり、放送開始前から注目を集めていた韓国ドラマ「静かなる海」。

本作は同名の短編映画を見た俳優「チョン・ウソン」が作品に魅了され、制作に乗り出したと言われているSFスリラーですが、一体どのような内容のドラマでしょうか？

あらすじと感想、出演したキャストをご紹介します。

「静かなる海」あらすじ

舞台は未来の地球。

砂漠化した地球で水が枯渇してしまうという問題が発生し、水は等級制により配給される事態となります。

そんな中、月にある廃墟と化した基地（パレ基地）から、謎のサンプルを回収するために、隊員メンバーが集められるのですが・・・

実は、隊員メンバーのひとりである「ハン博士（ペ・ドゥナ）」の姉は、パレ基地で５年前に起こった放射能漏れ事故で犠牲になった研究員でした。

そのためハン博士は、姉が犠牲になった真相を探るために、この任務へ参加することを決意します。

結局、この謎のサンプルの中身が何なのかは明かされないまま、ただ「安全に運ぶように」とだけ伝えられた隊員たち。

廃墟と化したパレ基地に到着後、サンプルを探し始めますがなかなか見つかりません。

ただ、感じるのは何かが居る気配！

所々に描かれた落書き。

５年前の事故の生存者か？それとも・・・？

そして、サンプルの正体とは？

全8話と韓国ドラマにしては短めの作品でしたが、大好きなSFと陰謀系で一気に見ました。

３話くらいから面白くなり、飽きずに見ることができました。

このドラマのキーワードが「水」ということもあり、「そんなに出る？」と突っ込みたくなるほど、水がたくさん出てきます。

そして、月にある基地という閉鎖的な空間がまた恐怖心をあおるんですよね！

しかも基地内でのカメラアングルが、隊員以外の何者かの目線なんです。

しばらく正体がはっきりしないまま話が進んでいくので、とてもスリルがありました。

怪物か？地球外生命体か？みたいな。

通信が遮断され、正体不明の何かに怯えつつ、しかも場所は地球ではなく月！冷静に考えると恐怖でしかありません。

（月に基地がある設定は別として）この作品のように、水の枯渇は将来的に起こり得る問題かも？と、個人的には現実味のある作品だなと感じました。

キャスト陣も豪華ですが、ひと際目を引いたのが子役のキム・シアさんです。

なんと、ほぼセリフなしの役どころで、表情だけで特殊なキャラクターを演じています。

見ている方も恐怖を感じるくらいの素晴らしい演技でした。

ミッション優先でしかなかった隊長（コン・ユ）の心が変化していく様子なども、みどころです。

調べていて分かったのですが、月には「静かの海」という場所があるようです。

その他にも「雨の海」「泡の海」など、海だけではなく湖や入江の名称が付けられています。