韓国ドラマ「ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え」がNetflix(日本語吹き替え可)で配信開始!
真っ赤なジャンプスーツにお面という、一度見たら忘れられないようなスタイルでお馴染みですが、一体どのようなドラマでしょうか?
あらすじと感想、出演キャストについてお伝えします。
※ネタバレを含んでおります
世界の都市名がキャラクター名に使われているところも面白いですね!
なぜ都市名なのか、誰がどの都市名(役名)を演じるのか、あらすじ・感想と一緒にお伝えします。
「ペーパー・ハウス・コリア」あらすじ
引用:Netflixより
作品情報
- 作品名:ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え
- 原題:종이의집:공동경제구역
- 監督:キム・ホンソン
- 脚本:リュ・ヨンジェ,キム・ファンチェ,チェ・ソンジュン
- 配信:Netflix
- 話数:全12話(パート1は全6話)
統一後の朝鮮半島で使われる統一通貨を狙う強盗団と、それを阻止すべく集まった警察(交渉チーム)との間に繰り広げられるスリリングな攻防が描かれています。
強盗の首謀者である知略に富んだ策略家「教授」は、計画を実行するために「生徒(強盗)たち」(脱獄囚・元ストリートファイター・ハッカー・詐欺師など、何かに特化した能力を持つ、ある意味優れた者たち)を探し協力を求めます。
教授は、年齢や地位に関係なくタメ口で話すこととし、通称(都市名)で呼び合うことを伝え、それぞれ自分で通称(都市名)を決めることに。
そして「統一後の共同経済区域(仮想の都市)にある「造幣局」に侵入し、強盗事件では史上最高額となる金額を強盗する」というミッションを告げます。
目的
本物の造幣機械で、追跡不可能なお金を印刷し強盗する
ルール
人質含め、誰一人として犠牲者をださない
理由
世論を味方につけるため
数ヶ月に及ぶ準備期間を経て、万全なセキュリティーを潜り抜け、教授以外のメンバーは造幣局へ侵入します。
そこで働く局員と、偶然社会見学に来ていた高校生の団体を人質にとり、たちまち世界中の注目を集めるほどの事件へと発展。
事態解決のため南北で協議を始め、対策チームの南側の交渉人として「ソン・ウジン」が、また、北側からは対策本部に「チャ・ムヒョク」が、最初は意見が食い違う部分もありますが、徐々にお互いを認め合っていきます。
さて、強盗団と交渉チームの神経戦の始まりです。
実は、首謀者の教授は現場(造幣局)から離れた場所で指示を出しているのですが、交渉人ソン・ウジンの行きつけのカフェのオーナーであり、ボーイフレンドだったのです!
ウジンが交渉人となるように、それさえも教授の計画の一部だったことが判明します。
紙幣の印刷をしつつ、脱出用の穴掘りも始まった中、強盗同士・人質同士の仲間割れや意見の食い違いなどが描かれていきます。
途中、警察が造幣局の中に入れる機会も何度かあるのですが、すべて失敗に終わり、「なぜ失敗に終わるのか?情報が洩れているのでは?」とチャ・ムヒョクは怪しみ始めます。
そして以前、対策本部までウジンを訪ねてきたパク・ソノ(教授)が怪しいと感じ始め、教授の経営するカフェにチャ・ムヒョクが訪ねてきたところで、パート1(1話~6話)は終了しました。
続編「ペーパーハウスコリア2」のあらすじ、最後はどうなったのか?こちらで紹介しています
↓↓
「ペーパー・ハウス・コリア」感想
スペインのテレビドラマ「ペーパー・ハウス」を基にした韓国ドラマですが、私は本家を見ずに韓国版を見ました。
そもそも好きなキム・ユンジンさん、チョン・ジョンソさんが出ているということで、配信が決定してからとても楽しみにしていたのですが、素直に「本当に面白かった!」です。
まず、南北統一を控えた朝鮮半島、共同経済区域(JEA)という架空エリアの設定に興味をそそられました。
南対北という描写が、強盗団・人質・交渉チーム、それぞれで繰り広げられ、物語の進む過程で対立から理解に変わる場面もあり、キム・ホンソン監督の「好奇心を持ってもらえると思う」という思惑に見事にハマった感じです。
強盗団というと、悪い奴ら的なイメージを持ってしまいがちですが、各話の中で強盗団にフィーチャーする場面が盛り込まれており、それぞれの育ってきた環境や、人間性が描かれています。
そのためか、「犠牲にならないで!」と、なぜか強盗団側の目線になるほど不思議な感覚でした。
教授の作戦が脅かされるシーンや、廃車場から脱出して警察から追われるシーンでは、「もうダメか」とハラハラドキドキ手に汗握り、犠牲になったと思っていた潜入警察が生きていたという「どんでん返し」もあり、途中からかなりスリリングな攻防でした。
強盗団が付けているお面について
「ハフェタル」というこのお面は、権力層に対する批判を代弁するという韓国伝統の仮面劇でも知られていますが、「家に飾ると福が来る」といわれる縁起の良いお面だそうです。
「ペーパー・ハウス・コリア」キャスト(都市名)
ペーパー・ハウス・コリア、キャストの紹介です。
強盗団の役名(教授以外)は、都市名となっております。
強盗団
教授/パク・ソノ
強盗計画の首謀者でありカフェのオーナー
キャスト:ユ・ジテ
引用:Netflixより
トーキョー
北朝鮮軍隊出身のBTSファン
キャスト:チョン・ジョンソ
引用:Netflixより
ベルリン
北朝鮮刑務所の脱獄囚
キャスト:パク・ヘス
引用:Netflixより
リオ
医学部中退の最高ハッカー,父は医者
キャスト:イ・ヒョヌ
引用:Netflixより
デンバー
元ストリートファイター,モスクワの息子
キャスト:キム・ジフン(1981年生)
引用:Netflixより
モスクワ
元炭鉱員,デンバーの父
キャスト:イ・ウォンジョン
引用:Netflixより
ナイロビ
詐欺師
キャスト:チャン・ユンジュ
引用:Netflixより
ヘルシンキ
組織犯罪のプロ,相棒はオスロ
キャスト:キム・ジフン(1979年生)
引用:Netflixより
オスロ
組織犯罪のプロ,相棒はヘルシンキ
キャスト:イ・ギュホ
引用:Netflixより
警察(交渉チーム)/周辺
ソン・ウジン
交渉チームのリーダー,娘と認知症の母あり
キャスト:キム・ユンジン
引用:Netflixより
チャ・ムヒョク
元特別捜査官
キャスト:キム・ソンオ
引用:Netflixより
その他
役名 | キャスト | 役どころ |
ユン・チャンス | パク・スヨン | 警察署長 |
パク・チョル | キル・グムソン | 潜入した警察,ムヒョクの部下 |
キム・サンマン | チャン・ヒョンソン | ウジンの元夫,国会議員 |
— | イ・ヨンニョ | ウジンの母,認知症 |
キム・ミナ | ハン・ソジン | ウジンの娘 |
人質周辺
チョ・ヨンミン
造幣局局長,妻と二人の子あり
キャスト:パク・ミョンフン
ユン・ミソン
造幣局の経理担当
キャスト:イ・ジュビン
アン・キム
造幣局に見学に来ていた高校生,アメリカ大使館の娘
キャスト:イ・シウ
マーシャル・キム
アメリカ大使,アン・キムの父
キャスト:チョン・ジェソン
リ・チョンミョン
造幣局係長
キャスト:イ・ユニ
パク代理
造幣局代理
キャスト:シン・スホ
「ペーパー・ハウス・コリア」7話以降はいつ?
パート2である7話~12話は、2022年12月9日配信されました。
パート2では韓国版オリジナルキャストとして、ソウル役にイム・ジヨンさんが登場しています。
引用:Netflixより
↓パート2 予告編↓
↓パート2 あらすじ・キャストはこちら↓
コメント