大ヒットドラマの重要なポジション役を演じることが多いキム・ヨジンさん。
韓国ドラマファンの間では「チャングムの医術の師匠」と言えば分かる方も多いのではないでしょうか?
「イ・サン」「華政(ファジョン)」「雲が描いた月明り」などの時代劇から、近年では「梨泰院クラス」「ヴィンチェンツォ」など大ヒット話題作にも出演する演技派女優さんです。
本日は、ベテラン女優キム・ヨジンさんの最新プロフィールと、ドラマ・映画出演作を調べてみました。
「ドラマでよく見る助演女優さん」と言えば、キム・ヨジンさんを思い出すほど、数多くのドラマに出演されていますね!近年はどんなドラマ・映画に出演されているのでしょうか?調べてみました!
キム・ヨジン プロフィール
引用:935entertainmentより
名前 キム・ヨジン(김여진/Kim Yeo Jin)
誕生日 1972年6月24日
身長 164cm
血液型 不明
干支 子年
星座 かに座
家族 夫(キム・ジンミン),長男
出身地 慶尚南道 昌原市 馬山会員区
学歴 梨花女子大学人文科学大学(ドイツ語文学/学士)
所属事務所 935エンターテインメント
まもなく初回放送から20年を迎える現在でも、人気の高いドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」。
このドラマで、主人公チャングムの医術の師匠チャン・ドク役を演じ、その名が広く知れ渡ったキム・ヨジンさん。
「チャングムの医術の師匠(先生)」と言えば、分かる方も多いのではないかと思います。
私もキム・ヨジンさんを知ったきっかけが本作となります。
ちなみに料理の師匠を演じたのはヤン・ミギョンさん(ハン尚宮)ですね!
本作では、厳しさの中に優しさが見える指導者を演じ、ほっこりする場面も多かったのですが、その後の時代劇「イ・サン」では貞純王后として正祖(サン)の政敵を演じ、「華政(ファジョン)」では宣祖、光海君付きの尚宮として悪女を演じています。
常に重要な役どころにキャスティングされるため、キム・ヨジンさんが登場するとワクワクしてしまうほどです。
悪役から検事役・母役まで幅広い要素のキャラクターを、見事に演じることができるベテラン女優キム・ヨジンさんですが、プライベートでは2004年2月にキム・ジンミン監督と結婚。
バラエティー番組でキム・ジンミン監督との出会いについて「当時、撮影していた作品で演出助手を務めていたキム・ジンミンさんから食事に誘われ、自然と付き合うようになり、交際8カ月で結婚することになった」と語っています。
キム・ジンミン監督代表作
- さよなら地球(2022)
- マイネーム(2021)
- 人間レッスン(2020)
- 無法弁護士(2018)
- カノジョは嘘を愛しすぎてる(2017)
また、所属事務所は「ストーブリーグ」「黒い太陽」のナムグン・ミンさんと同じ「935エンターテインメント」です。(2022年現在)
そして、K-POP好きのキム・ヨジンさんは、BLACKPINKのファンで、aespa(エスパ)の曲もよく聴くそうですよ。
キム・ヨジン 主なドラマ出演作
タイトル | 役名 | 役どころ |
宮廷女官チャングムの誓い(2003) | チャン・ドク | 医女 |
イ・サン(2007) | 貞純王后 金氏 | 英祖の正室 |
彼らが生きる世界(2008) | イ・ソウ | ジュニョンの作家 |
私の声が聞こえる(2011) | コ・ミスク/ナ・ミスク | ウリの母(手話で会話) |
華政(ファジョン) (2015) | キム・ゲシ | 宣祖、光海君付きの尚宮 |
雲が描いた月明り (2016) | ホン・ソサ | ラオンの母 |
魔女の法廷(2017) | ミン・ジスク | 検事 |
私の恋したテリウス〜A Love Mission〜(2018) | シム・ウナ | ママ友グループのリーダー格 |
ボクスが帰ってきた(2018) | イム・セギョン | セホの母,自己中心的な前理事長 |
新米史官ク・ヘリョン(2019) | コ・イム(大妃イム氏) | リムとジンの祖母 |
梨泰院クラス(2020) | チョ・ジョンミン | イソの母 |
おかえり(2020) | ソン・ヒョンジャ | ドゥシクの母 |
人間レッスン(2020) | イ・ヘギョン | 刑事 |
ヴィンチェンツォ(2021) | チェ・ミョンヒ | 検事 |
今日もあなたに太陽を(2023) | クォン・ジュヨン | 患者 |
烈女パク氏契約結婚伝(2023) | イ・ミダム | 韓服デザイナー |
数多くの作品に出演し熱演を繰り広げており、もはや助演とは言えないレベルの女優さんですが、「ヴィンチェンツォ」でも強烈な演技で視聴者を釘付けにしています。
「ヴィンチェンツォ」では、敵に対して手段を選ばず徹底的に攻撃する悪の検事チェ・ミョンヒを演じましたが、「これまで演じた役の中で、役作りに一番苦労した」と明かしています。
本作を「役者人生のターニングポイントになる作品」と語るほど、徹底的に嫌われる役作りに重点を置き、今まで見たこともない役どころ(悪女)を演じたそうです。
コミカルなシーンは、ほぼアドリブだったようで、ジュヌ役のテギョン(2PM)さんと一緒に、笑わないように苦労したそうですよ。
梨泰院クラスでの演技との比較はこちらでご覧ください。
キム・ヨジン 主な映画出演作
タイトル | 役名 |
ディナーの後に(1998) | スニ ※デビュー作 |
ペパーミント・キャンディー(1999) | ホンジャ |
酔画仙(2001) | ジノン |
私の愛、私のそばに(2009) | ソン・ヨンチャン博士 |
カエル少年失踪事件(2011) | ジョンホの母 |
最後の子供(2018) | イ・ミスク |
ヘブン:幸福の国へ(未定) | ― |
ドライブ(未定) | パク・ジョンスク |
最新映画「ドライブ(公開未定)」では刑事を演じることになり、体づくりのためホームトレーニングを頑張ったそうです。
また、「最後の子供」では、「カエル少年失踪事件」に続き、子供を失った母親役を演じています。
「最後の子供」予告編はこちらからご覧ください。
キム・ヨジン 受賞歴
開催年 | 映画祭 | 受賞 | 受賞作品 |
1998年 | 第19回 青龍映画賞 | 女優新人賞 | ディナーの後に |
1999年 | 第7回 春史大賞映画祭 | 新人賞 | ディナーの後に |
2000年 | 第37回 大鐘賞映画祭 | 助演女優賞 | ペパーミント・キャンディー |
2002年 | 第3回 釜山映画評論家協会賞 | 女優助演賞 | 酔画仙 |
2011年 | ブイル映画賞 | 女優助演賞 | カエル少年失踪事件 |
キム・ヨジン 近年の演劇
タイトル | 役名 |
リチャード3世(2018) | エリザベス女王 |
マウスピース(2018) | リビィ・クイーン |
キム・ヨジン 著書
恋愛(2012)
- 過去1年間に直接綴ってきた文章をまとめた、初のエッセイ集
- 社会的な問題、奉仕活動で得られた悟り、大学入学から俳優生活で経験した愛などが語られている
私が歩いた分、私の人生だ(2011)
学んだ女性(2011)
様々なキャラクターを見事に演じ、そのたびに存在感のある演技を届けてくれます。
最新作映画「ヘブン:幸福の国へ」「ドライブ」の公開が待ち遠しいですね!
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